*


寄藤文平の絵と言葉の一研究 デザイナーにもそうでない人にもオススメの本

      2016/02/09

絵と言葉の一研究 寄藤文平

 

寄藤文平さんの「絵と言葉の一研究「わかりやすい」デザインを考える」を図書館で借りて読みました。

以前から読みたいな、と思っていたのですが、なかなか買わずにいたら、図書館で貸し出していたので借りてみましたよ。

 

アートディレクターであり、デザイナーであり、イラストレーターである寄藤さんの頭の中が少しだけ覗けるような本でした。

 

デザイナーをやめようかと思って

 


絵と言葉の一研究 「わかりやすい」デザインを考える

寄藤文平

 

「デザイナーをやめようかと思ってこの本を作りました」

みたいなことを冒頭で言っています。

私は、この人クラスのデザイナー、アートディレクターになって、やめたいなんてあるんだなとびっくりしました。

しかし、本を読んでいくうちに、その理由もわかり、ふむ、なっとくです。

なぜやめたいかは最後に書いてあるんですけれどね。

 

ヨリフジさんのタッチ

 

この本の中で特に印象的だったのが、クライアントさんがみなイラストを頼む時は「ヨリフジさんのタッチでお願いします」ということ。

 

様々な広告や、ウンココロ、ミルク世紀などイラストを見ていると、寄藤さんのタッチのイラストをお願いしたい気持ちは分かりますし、私がお願いする立場だったら、同じことを言うと思います。

しかし、寄藤さんは「ヨリフジさんのタッチ」でイラストを描いているわけではなく、内容を噛み砕いて自分で表現すると、それがたまたま「ヨリフジさんのタッチ」になるのだと言っています。

なるほど、確かに、そうですね。

しかし、それをクライアントさんはあんまり理解してくれない、とも書いてあって人気イラストレーターとは難しいものなのだなと感じました。

 

私もイラストを描くし、デザインのお仕事もしますが、その様にお仕事を頂けたら嬉しいと思いますが、苦労もあるのだなと思います。

 

寄藤さんのアイデアの出し方

 

アイデアはどこからくるのですか」という質問に対して、しりとりをしていて答えたものが、どうして頭の中に浮かんだか分からないのと一緒だと寄藤さんは言うのですが、この本の中ではそんなアイデアの組み立て方を絵と実際にデザインした本の表紙とで説明しています。

その数なんと、31種です。すごい。

 

このアイデアの出し方を見ると、デザイナーとして、とても勉強になります。

なんとなくであったり、本の内容から連想したり、言葉から連想したり。

人のデザインのやり方をこのように覗く機会があると、とても刺激になりますし、面白いです。

 

 

この本は、とてもイラストが多いです。

本の半分は寄藤さんによるイラストで、半分が文章といった感じです。

寄藤さんのファンには嬉しい本かもしれないです。

 

文章の書き方もとても優しいので、読みやすいですよ。

とてもわかりやすくデザインを考えていると感じました。

デザイナーとして、大先輩の本を読んで、勉強して、今日から活用していきたいです。

 -

ad

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

ぼのぼのえほん しまっちゃうおじさんのこと レビュー(ネタバレ有)
漫画家ごはん日誌
食いしん坊なら夢中になる「漫画家ごはん日誌」
型までつくれる カラークッキーBOOK で可愛いクッキーを作ろう
ブックマ。レビューとおすすめくまの本
ミルク世紀を読んで、ミルクを飲んで、ミルクに詳しくなろう!
花のズボラ飯 レシピ
花のズボラ飯 うんま〜いレシピ 簡単おいしいが詰まっている
リラックマ ここにいます
あったかいリラックマの本、「ここにいます」